武田尾ー生瀬間の武庫川沿い(旧福知山線廃線)を歩いたら新鮮味いっぱいでストレス解消になった。

ウォーキング
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
Pocket

台風の季節も終わり季節が良く天気も安定した秋。

この秋の期間が短いのに気持ちのいい季節に自然溢れるところを歩きたくなり Google Map を調べていると大阪からほどほどの距離で面白そうなところを発見してしまった。

それが宝塚から少し北の武庫川沿いで武田尾ー生瀬間の旧福知山線の廃線跡でした。

電車が走っていた当時の枕木があったりトンネルを歩いて通れたりとちょっとした冒険気分が味わえそう。

しかもずっと横には武庫川が流れている、とロケーション最高な場所がこんなところにあったのかと11月の休日に行ってきました。

最初に書いておくと休日なのと景色がよく廃線の場所を歩けるのが人気そうで上り?も下りも人が多く真っ暗なトンネルもそんなに怖い感じがしませんでした。

静かなのが好みのお方は平日がいいかもしれないですね。

トンネルの中が真っ暗(ライト必須!)でひんやりしてるのがちょっとアレですけど・・・

旧福知山線(廃線)とは

まずは知らない人のためにって私も知りませんでしたが・・・

現在の福知山線ができる前、かつて機関車が走っていた武田尾―生瀬間の 5 km弱の武庫川沿いを歩くことができる風光明媚なところです。

2016 年までは通行禁止で通れなかったそうですが自己責任ということで開放されるようになりました。

6 つのトンネルや橋など当時とほとんど変わらぬ姿で残っており春は桜、秋は紅葉のシーズンには多くの観光客で賑わうようです。

旧福知山線(廃線跡)を歩きましたよ

武田尾駅
駅のホームがトンネルの中。

武田尾駅で電車を下りるますがトンネルの中にある駅昼でも薄暗くて面白い。すでにワクワクがジワジワ来ました。

駅を出てすぐ目の前が川。
右手が上流、左手が下流。

初めての駅って改札を出てどっちがどっち?いまいち方向が分からなくなりますが、今回はすぐ目の前に川があって流れで下流側、つまり左に向かいます。なぜなら下流側に廃線跡があるからです。

駅から出て廃線跡まで行くまでにもかなりの人とすれ違ったので人気のあるところなんやなと実感します。

一時利用の駐車場
駐車スペースは多くはないです。

ちょっと歩くと駐車場一時利用の枠はありますがスペースは少なく有料なので公共機関を使ってくるのが良いでしょうね。

駅から100~200m先のトイレ。空いてました。

トイレは遊歩道?入口付近にもありますが、手前のここで済ましておくと混雑も防げます。

廃線跡手前のお店。バーベキューいいなあ。

お昼を過ぎてから来たのでご飯は済ませてきましたが、まだの場合は入口手前のお店でご飯を食べれます。

廃線跡直前のトイレ。ここが最後のトイレです。

入口手前のトイレ。ちょっと混雑気味。こんなこともあるので手前のトイレで済ませておいた方がいいと思います(廃線敷内にはトイレはありません)。

看板の左側が廃線跡の入口になります。
桜の名所「たけだお」の案内図。川に沿って歩きます。

トイレのある広場(左写真の看板の左側が入口)から入っていきます。

旧福知山線の廃線跡は武庫川沿いを↓こんな感じで景色感じながら歩いていけます。

廃線跡のかなりの部分が武庫川と並走
適度に休憩用のベンチがあります。

所々に休憩のベンチがあって疲れたら休憩しましょう。

疲れていなくても座って景色をゆっくり堪能しましょう。

歩いてもいいけど自己責任でねの看板
落石注意

人が多く歩いていて観光地みたいになっているけど何かあっても知らないよ。の自己責任の看板があってちょっとだけ気が引き締まる。

廃線跡だけあって枕木がまだ存在しています。
レールの欠片?が地面に埋まっています。

枕木があってレールのかけら?で電車(当時は汽車か)が通っていたことを確認できます。

かつてレールがあって当時は歩くことができなかったところをが歩けるというのはかなり貴重な体験になりますね。

トンネルは入口から見ると暗くてちょっと不気味さがありますが、休日だったので次から次に人がでてくるので小心者の怖がりの私でも怖さはありません。

1個目のトンネルを出たところの休憩所

トンネルを出ての休憩所。い~景色やー。

所々に道標があります。
この道標を見ると上の写真の休憩所は「桜ふれあい広場」らしい。

所々に〇〇まで〇〇mと道標があって親切。

距離が分かって、ちょっと休もうとかもう少し頑張ろうって目安になります。

11月下旬から12月上旬には紅葉ベストシーズンでしょう。
親水広場は景色もいいし絶好の休憩場。

2 個目のトンネルを抜けたところの休憩所で親水広場。

紅葉が進んできていて景色がよかったです。きっと人気がある広場なんでしょうね、人がいっぱいいました。

常に人がいた橋。

3 個目のトンネルを抜けると武庫川を渡る橋が現れます。

武庫川を渡る橋はココだけみたなので人気の写真スポットのようです。

「第2武庫川橋梁」という名前だそうです。
橋の上からの武庫川。大阪から1時間でこんな景色が眺められるとは。

人がいないタイミングで写真を撮ろうと頑張ってみましたが皆さん同じ考えなようで絶えず人がいて結局人が映っていない橋の写真は撮れず諦めました。

橋の後のトンネル。向こうから人がこないと不安になる。
トンネル出口にベンチ。夏は涼しく休めるでしょうね。

橋を渡っての 4 個目のトンネルの出口前にベンチ発見。行った日は涼しかったから誰も座っていませんでしたが、暑い日は日影がありがたくトンネル内は涼しいのでベンチの取り合いになったりしそう。

時間帯によっては日が当たらずに涼しく歩ける。
枕木が当時のまま積まれてあって感慨深いものがある。
高峰岩あたりの景色。
高峰岩
当時の何かの道標でしょうね。
線路後に覆いかぶさる木。廃線になってからの長い時間を感じる。

個人的にはトンネルの 4 個目と 5 個目の間が景色が良くて一番気持ちよかったです。

5個目のトンネル。中は真っ暗。

しばらく進むと中ごろから後半に 5 個目のトンネル。

人の流れが止まって向こう側が見えず真っ暗で一人きりになったトンネルです。

誰ともすれ違わず後ろも人がいない一人っきりは流石に不気味に感じます。

トンネルの中は涼しくて不気味さが増す。

多分このトンネルこの区間の中で最長のトンネルじゃないかな?

向こうの見えないトンネル内で周りに誰もいなく明かりがないとこう↓。

真っ暗の中でスマホのカメラで撮った写真。手抜きじゃないですよ。

あるとこう↓。

明かりがあるってホント安心する。

なのでライト、懐中電灯は必須です。

休み休み歩いていたのでほとんど疲れも感じずまだまだいけそうでしたが歩き始めて 1 時間 20 分くらいの 6 個目トンネルの手前のベンチで休憩。

川の流れが気持ちよく日陰なので涼しく気持ちいい。

この廃線敷内は景色を眺めるときは立ち止まって観ないと危ない。

歩きながら景色を観ることは足元の枕木が許してくれない。

高確率で躓きます。

6 個目のトンネルを過ぎると少し開けて川の流れも緩やかになってきた感じがします。

後半になると日も傾き始めているからかすれ違う人が減ってきています。

日差しも柔らくなる時間帯に反対側の入口に到着

こちら側からは入れないように車止めがありましたが普通に入ってこれていました。

生瀬駅から入ってくるとこんなに親切な案内図がありました。

武田尾側にもあったのかもしれませんがわかりませんでした。

これが最初にあったらもっと楽しめたかも・・・残念。

生瀬駅側から上っていく場合最初の道から入口に行くのに案内がなさそうなので迷うかもしれないですね。

廃線跡から生瀬駅までの国道176号線からの写真。

ここまでくると武庫川の流れもたいぶ緩やかになってきています。

廃線跡の入口から生瀬駅まで国道を通って歩いてきましたが、車の通りも多く歩行者用の歩道も狭い所もあり遠く感じました。

なので廃線跡を歩いているときは疲れを感じませんでしたが、廃線跡から生瀬駅まどの間に疲れを感じました。

旧福知山線廃線跡は全長 4.7 km、2 時間程度のハイキングコースですが、今回は写真も撮りながらゆっくり歩いて 1 時間 40 分ほどでした。

ペースもゆっくりで心拍も最大 120 まででキツくなくお子様からお年寄りまで楽しめるコースです。

ちなみに武田尾側から入ってちょっとのところに合った武田尾温泉の看板。

武田尾駅から上流側(西側)に500mほど行くと武田尾温泉があって日帰り入浴できそうなので疲れ身体を休めて汗を流してから帰るのもいいですね。

ちょっとした散策にはちょうどいい旧福知山線

3~4歳くらいの女の子も親子で何組も歩いていたので近所の散歩気分で行けるのがいいです。

子供もいつもの日常と全く別の世界に来たような感じではしゃいでいました。

夏休みなら小学生の自由研究なんかにも使えるかも・・・などと考えながら帰りの電車に揺られて寝ながら家路につきました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました